ふと
気づきいた、こと
私の元ダンナさん
交際中
彼は毎日
決まった時間に
私に電話をくれました
まだ
ガラケーだった頃
でも、よく考えたら
ガラケーでもメールできたよな
メールではなく
電話
実は私は電話は今でも苦手です
相手の顔や表情が見えないことや
それにより
間や沈黙の状態がわからないので
いや
それより、何より
なぜか
とにかく
電話が嫌なのだよな
お店に予約の電話をするのも
苦手なのです
なので
ネット予約できるところ優先
電話で予約しなければならないところは
なかなか、なかなか
予約ができない
そんな
私に
毎晩、毎晩
彼は電話をかけてきてくれました
私は
そんな電話が苦痛でした
で、
何を、ふと
思ったかと、言えば
ふと
「そういえば、なんで、断らなかったんだろう」
と思ったこと
そうなんです
嫌なんだったら
好きでないのなら
ただ、単に
断ればよかった
だけなのに
それを苦痛と感じながら
ずっと
それを言わずに
我慢して
仕方なく
相手に合わせて
付き合っていた
多分、それを言ったら
相手が傷つくとか
嫌がるとか
そんなふうに思ったんだろうな
だから
言えなかったのだろうけど
ふと
相手は
もしかして
私が喜ぶと思ってやっていたのかな
いや
自分が好きで
やりたくて
やっていたのかな
と
これまた
わからなくなってしまいました
私が
私の気持ちを
きちんと、伝えることができていなかったから、ね
もう
今となっては
わからないことです
もしかしたら
彼は
そういうことをしたら女性が喜ぶと思ってやっていたのかもしれないし
(マメな男性はモテる、とか言われますからね)
もしかしたら
以前の彼女が
それを望んでいたり、指定していたのかもしれないし
(いや、人それぞれだから、前の彼女がそうだからって
今度の彼女が同じとは限らんだろ)
ま
いずれにしても
なんで
できなかったんだろーなー
と
いやいや
電話に付き合わされて
(いやいやだから、こういう言い方がになるよね、
自分で付き合うことにしてるのに笑)
で、いやいやだから
全然楽しくなくて
仕事の愚痴を聞かされた時には
「そんなら、辞めればいいんじゃないの」
とお決まりのセリフを冷たくあしらい
「それができないから、こうして話してるんじゃないか!!」
と言われ
よくよく考えてみると
「そんなの聞くために
自分の時間、割きたくなかったよね」
と
今になってみれば
思う
わかる
でも、あの当時はできなかった
もしかしたら
彼も
わざわざ仕事の愚痴なんて言いたくもなかったのかもしれないけれど
遠距離恋愛だったし
お互いの絆や繋がりみたいなものがあったほうがいいよね、とか
繋がっていたいよね、みたいなのが
若かったし
あったのかもしれないな
だから
どうでもいいような
仕事の愚痴
という話題になってしまって
どうでもいいような
時間の過ごし方になってしまったのかもしれないな
恋愛は
依存の状態から自立、相互依存の段階に進む
なんて言われているけれど
この
グダグダの状態は
まだまだ
依存の段階だったのかもしれないな
自立して
はじめて
「私は、今、この時間を、〇〇に使いたい」
みたいなこと
言えたんだろうな
もしかしたら
彼は
私が
電話を苦痛に思っていた
なんて
思いもしなくって
当時も今も、今までも
今、もし、このブログを読んで
それを初めて知ったのなら
ショックを受けるのかなぁ
いわゆる
「良かれと思って」
ってやつだよね
私も
痛い思い散々してきたけど(50年近くも生きていると笑)
「良かれと思って」
って
大抵、当たっていないんだよねぇ 笑笑