YouTube動画のサムネイル画像の制作をお願いしていた
お友達のルミ子さん
(未緒法律事務所のロゴや画像、縁切り御守などをつくってくれている)
から
「動画制作進んでる〜?
ヒカキンさんの事務所のユーチューバーさんと会ったよ〜」
と聞かれ
2月から
まったくYouTubeをやる気がなくなってしまったこと(笑)
その理由はなんでなんだろ
と
これまで考えていたこと
をお話した
その
もっとも
最たる
シンプルな
理由は
「お金になんねーーーじゃん!!!」
なのだ 笑
先日も
月に1度のエサレンマッサージセッションを
李秀月さんから受けながら
お互いの近況などを話していて
結局
類友
リーさんも私も
「仕事になるとなぜか燃える」
のだ
逆に仕事にならないこと
仕事に関連しないということになると
とたんにポンコツになる
一気にやる気みたいなのが失せるのだ
自分を磨くのも
勉強するのも
すべて
なぜか
仕事のため
となると
やる気がでて
やれる
というところが
類友
って
ことで
おそらく私
いくら
YouTubeやったって
「お金になんねーーーじゃん!!!」
ってことで
全くモチベーションがあがらなかったのだ笑
もちろん
ヒカキンさんくらいのレベルになれば
広告収入が入るのだろうが
離婚の分野で
それほど観られるわけがないし
結局のところ
有料で相談入れてくれないと
実入りはない
それに
今やYouTubeは
セミプロ化しているので
それなりのクオリティと頻度で動画をアップしなければならないから
費用効果が合わない
本業は離婚のこと、を
する人だ 私は
と、いうことで
そんなことを
ルミ子さんに話したら
「だから
散々、無料はダメよ、って言ったじゃな〜〜〜い!」
と
あれ、言われたっけ笑
たしかに
自営業の中では
無料提供は
無料荒らしがいるから
やめたほうがいい、というのは定説
しかし
離婚弁護士業界では「初回無料」
が定着してしまっている
そのため
問い合わせ電話のお断り理由トップ1は
「無料相談やってません」
だったので
いわば
この「お断り」が面倒で
初回30分だけ無料、を
業界にならって
やってみた
たしかに
「無料相談やってません」
のお断りをする必要がなくなっただけ
業務の徒労感は激減した
しかし
反面
判明したことは
無料で、無料の範囲内で来る
という人は
さすが無料だけあって
「かなりお手軽」
にしか
考えていない
考えられていない
ということだ
とても印象に残っているのが
赤ちゃんを抱いてやってきた
若いお母さんのことだ
「ネットで見てもよくわからないから
聞いてしまったほうが早いと思ってきました」
「では
なにが希望ですか?
望みは?」
と聞くと
ノープラン
それでは
相談にならない
ネットの情報も
わざわざ足を運んできてくれた弁護士も
あなたがまず
なにをどうしたいのか
というオーダーを聞いて
それに必要な情報をカスタマイズしてくれる
(ネットの情報の場合は、自分でカスタマイズする必要がある)
それなのに
そもそも
「何を食べたいのか」みたいな
オーダーが
できない人が
本当に多いのである
これは
言うなれば
やっぱり無料だから
の弊害なのではないかと思う
例えば
以前に、心屋仁之助さんの本で
「居酒屋のお通しを食べるかどうか」
ということが書いてあった
居酒屋のお通しというのは
頼んでもいないのに
すぐに出してくれるので
とりあえず
食べてしまうことが多い
しかし
自分でお金をだして(当然、お通しにも値段はついているが)
選んで、頼む、オーダーする注文の場合には
自分が本当に食べたいものか
値段とか素材とか
そんなものを吟味して頼むと思う
これと
同じなのではないの、かな
無料相談も
「とりあえず来ました」
みたいな人が
とにかく多い
それでも
他の弁護士や法律事務所さんは
上のオーダーの例で言うのであれば
「うちの店のメニュー」みたいなものを説明して
終わりにするのかもしれない
しかし
私はそれができない笑
エサレンマッサージのリーさんと以前に
「シャネルのオートクチュール」みたいなもんだ
なんて話したことがあるが
本当、私もリーさんも
そういう仕事の仕方しかできないのだ
だから
オートクチュールのオーダーをしてくれないと
つくることができない、そもそも
それを
無料相談の場合だと
「なにが売ってますか?
見せてくれますか?」
ってな具合で
やってこられるので
どうも
マッチしないのだろうな
「離婚するから
まだ子供が小さいから
バッチリお金のこと決めておきたいんです」
って言ったって
「あなたはこの子をどうやって育てていきたいの?
どういうプランで考えているの?
私立?公立?インターナショナル?
大学?留学?専門学校?」
こういったことが
まだ赤ちゃんの段階で
決めていないと
「ガッチリ、バッチリ」は
決めることはできない
しかも
今のお父さんから
「ガッチリ、バッチリ」とるのなら
再婚はできない
再婚して
新しいお父さんと養子縁組したら
実父の養育費の支払い義務がなくなるからだ
「再婚する気あります?」
「はい、まだ若いですから。できたらしたいです。」
それなら、今の夫さんから
シッカリ、バッチリ、ガッチリとったって
決めたって
離婚協議書を公正証書でつくったって
再婚したら意味ないんだから
意味ないじゃん(苦笑)
と
思いながら
「この人はいったい何がしたいのだろう・・?」
「離婚をブランド品かなにかと同じようにとらえているのかなあ・・?」
なんて思った
離婚、は
人生プランである
当然のことだけど
人生、自分の人生、に関わることである
いったんは結婚して
そのままいくのだろうな
と思って
プランニングしていた人生が
離婚という名の方向転換を迫られるわけである
軌道修正が必要になる
当然
結婚を決めたときと同じように
その先の人生自分で決めるわけなのだから
離婚のときも同じように
どうして離婚をしたいのか
離婚をして
どのような人生をこの先歩んでいきたいのか
そのために
何が必要で
いくら必要で
ということを
こうやって考えていけば
自然と
必然的に
逆算で
今やらなければならないこと
今必要なことが
でてくると思う
それを
なぜ
出てこないのか
離婚は
相手のせいではない
離婚するようになったのは
自分の人生が軌道修正が必要になったのは
相手のせいではない
軌道修正がえらく面倒で
大変で
お金がかかって
それを
相手のせいにしたくなるのも、わかる
「あなたが◯◯でなかったら
私はこうでなかったはず!!!」
と、言いたくなる気持ちもわかる
でも
言っても仕方はない
その相手は
あなたに何かをしてくれるわけでもないし
その相手と関わっていて
あなたにとって
果たして有益だろうか
私が9年前にアカシックリーディングの際に言われて
衝撃を受けた言葉
「自分の人生に自分で責任をとっていない」
これを
今一度
自戒の意を込めて
皆さんにもお伝えしたい
追伸
そういえば、「どうして離婚が必要なのか、あなたにとっての離婚はなにか?」
と依頼者さんに問う必要があるときに問うことがある
そうすると、大抵、そもそもの結婚のときに、
あまり深く考えずに結婚をしていることが多い
「適齢期だから」
「歳だから」
「子供がほしかったから」
「親がうるさかったから」
「実家をでたかったから」
「大恋愛の失恋の後で、どんな人でもよかったから」
そうなると
もしかしたら
結婚自体が「よく考えずにしている」ように
離婚自体も「よく考えずにしている」ということが
多いのかもしれない
そうすると
「私は今なにをしているのか」
みたいなものを
見失ってしまいがちなのかもしれない